天然生活 2024年11月号　主な内容

目次

巻頭特集　
平井かずみさん “きれいが生まれる”花しつらい

整えた場所に生けるから、花は美しいのではないのです。「花を飾ることを気負わずに、もっと気軽に暮らしに取り入れてほしい」と語る、フラワースタイリストの平井かずみさんは、暮らしの気配が色濃い場所にこそ、花をしつらえることを提案しています。なぜなら、花を飾ることでこそ、“きれいが生まれる”からだそう。日々の暮らしになじむ花しつらいの事例をご紹介します。

第1特集　　
私流、お金をかけない楽しい暮らし

分け合ったり、譲ったり、つくったり。お金に頼らずに楽しく暮らすためには、
まず「人とのつながり」を楽しんで。互いに支え合う気持ちが、豊かな社会を育てます。

特集1 扉

俳優 財前直見さん　家族や地域で支え合う。 いまも昔も変わらぬ幸福の形

手づくり暮らし研究家 美濃羽まゆみさん　おいしいものも子育ても 地域で分かち合いながら

布作家 早川ユミさん　人を育て、暮らしを伝える。 ギフトを循環させていく

第2特集　
みずみずしい体をつくる、栄養と健康法

バランスよく食べているつもりでも、歳を重ねていくと必要な栄養は変化します。
体にいい食事と健康法を考えます。

特集2 扉

ファッションインフルエンサー 金子敦子さん　刺激を脳に送り続けて 思考の若さを保ちたい

「イフジ」スタッフ 冨澤 緑さん　「健康の要は腸にあり」と おいしい腸活に励みます

専門医と松田美智子さんに教わる 物忘れ防止の料理と栄養

年齢を重ねるほど、ちょっとした物忘れが増えるのはだれにでもあること。物忘れと認知症は似て非なるものですが、認知症を遠ざけるような生活習慣、食事を心がけましょう。そこで、認知症予防の観点から、医学博士で、認知症治療・予防の第一人者の朝田隆先生におすすめの食材と栄養を、そして、その調理法を料理研究家の松田美智子さんに教えてもらいました。

健康になるタンパク質ごはん

タンパク質には、筋肉を強くしたり、免疫力や病気への抵抗力を高めたりする力があります。成人女性は１日に50ｇ摂ることが望ましいとされていますが、一度にたくさん摂取すると肝臓に負担がかかり、体内にためておくこともできないので、毎回の食事でしっかりとることが大切。無理なくおいしく毎日の食事でタンパク質をいただくレシピを、長谷川弓子さんに教えていただきました。

別冊付録
「松田美智子の料理と、道具」

2008年ブランド ｢松田美智子の自在道具｣ を立ち上げ、食材の味、風味、栄養素を大切にし、使い手の立場から調理道具を開発する料理家・松田美智子さん。「理」にかなった調理法、道具選びやお手入れのコツなど、おいしいが生まれる秘密を紐解きながら、愛用道具と、それらを使った料理レシピを紹介します。