松田美智子さん×『天然生活』
料理家が考えた調理道具「うばざくら鬼おろし」

料理家・松田美智子さんがプロデュースする「自在道具」の「うばざくら鬼おろし」。

形や、大きさ、素材、デザイン……。

そのすべてに、使い手の立場で考えた譲れない想いが詰め込まれています。

大根の風味をそのままに、
サクサクと歯ごたえのある大根おろしがつくれる、鬼おろし

ギザギザの大きな刃が⻤の⻭のような⻤おろし。

自在道具の鬼おろしは桜の台に、向きが違う竹の杭を木槌で打ち込んでつくられたもの。

大根に十分な水分が含まれた状態で5～7mm大におろせ、サクサクと歯ごたえのある大根おろしがつくれます。

また、鬼おろしを使うと通常の大根おろしより辛味が出にくいのも特徴です。

大根おろしにしょうゆをかけていただくのはもちろん、だし巻き玉子に添えたり、白雪鍋にも。

そのほかじゃがいもやりんご、パルミジャーノなどのハードチーズをおろすときにも役立ちます。

うば桜の木を土台に、竹製の杭が打ち込まれた「鬼おろし」

それぞれ向きが異なる杭。職人が1本ずつ木槌で打ち込んでいる

食材が5～7ミリ大におろせる。大根1本なら5分くらいでおろせるすぐれもの

みずみずしい大根おろしが味わえる

大根と水分に分かれず、みずみずしいままにいただけます。

魚料理の付け合わせやみぞれ鍋をつくるときにもおすすめです。

【お取り扱いについて】

◆ヒビ・割れ・反りを防ぐために

・食洗機のご使用は避けてください。

・直接日光に長時間あてて乾燥させないでください。

・ガスレンジの近くなど、炎や火気のそばに放置したり、濡れた状態で放置したりしないでください。

・風通りのよい、湿度の上がらない場所で保管してください。

・洗った後は必ず、乾いたふきんなどでしっかり拭いてください。

「自在道具」とは

長年料理家として活躍し、自身も調理道具好きとして知られる松田美智子さんがプロデュースする道具と器のブランド。「料理は『理』を『料』る」ものという、松田さんの理念がひとつひとつの道具に、妥協なく息づく。

天然生活11月号の別冊付録にて、自在道具を使ったレシピをご紹介

現在発売中の天然生活11月号の別冊付録では、松田美智子さんの自在道具を使ってつくる、料理レシピを多数掲載しています。ぜひ合わせてお楽しみいただけましたら幸いです。

天然生活11月号
https://shop.tennenseikatsu.jp/items/91553830

＊　＊　＊

松田美智子（まつだ・みちこ）

料理研究家。日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。2008年ブランド｢松田美智子の自在道具｣を立ち上げ使い手の立場から調理道具を開発。いまの時代に無理なく楽しめる家庭料理を提案する。著書に『5つの調理法で大人の料理バイブル100』(扶桑社ムック)など。

〈撮影／山田耕司、山川修一〉