天然生活 2024年9月号　主な内容

目次

巻頭特集　
桧山タミさん98歳 今日も空をみあげて

御年98歳の桧山タミさん。土の上をふみしめ歩く暮らしがしたいと願っていたタミさんは、息子さんが住まう大分の山へ移住されました。緑に囲まれた場所でのいまの暮らしと、タミさんの言葉をご紹介します。自然に逆らわず、ただただ素直に誠実な気持ちで、料理に、人に向き合うタミさんの心に常にあるのは思いやりと感謝。タミさんの言葉は、背中を撫でてくれるようなやさしさにあふれています。

第1特集　　
愛にあふれた、やさしい暮らし

家族や友人、犬や猫たち……。大切なだれかを想って生まれた気持ちは
周りをいやし、自分を満たし、笑顔と幸せな日々を連れてきます。

特集1 扉

小川糸さんエッセイ　愛について

町田家の母・万里子さん、父・弘さん、長女・はる香さん

iaiの居相大輝さん

第2特集　
大切な、日本のいいもの

古くから、生活に根づき、使われ続けてきた日本の道具には、
私たちを支え、助け、暮らしをより豊かなものに変える力があります。

特集2 扉

料理家の飛田和緒さん

素描野菜料理家の宮本しばにさん

わが家の食卓を飾る 私が好きな、日本の器

だれかとごはんを食べるとき、ひとり食卓でホッとするとき。手に取りたくなるのは、日本の器。いつだって料理をおいしそうに盛れるのは、つくり手が、私たちの暮らしに寄り添ってくれるからこそです。本企画では、料理家の冷水季三子さんと、「MORIS」森脇今日子さんが愛用する、日本の器を教えていただきました。

柴田恵さんが編む 鳥越のすず竹細工

岩手県・鳥越に伝わる伝統工芸「すず竹細工」を守り伝える柴田恵さん。ていねいに加工された素材で編み上げていくすず竹細工は、しなやかさと軽さが特徴です。しかし、つくり手の高齢化や材料であるスズタケの減少などさまざまな問題を抱えている一面も。真摯にものづくりと向き合い、すず竹細工の未来をつなぐ柴田さんのお話を、その暮らしぶりを交えてご紹介します。

別冊付録
本橋ひろえさんの「掃除＆洗濯BOOK」

人にも環境にもやさしい自然派の掃除＆洗濯の方法について、本橋ひろえさんに教わりました。使う洗浄剤は「重曹」「クエン酸」「過炭酸ナトリウム」「アルコール」「石けん」の５種類。汚れの種類で洗浄剤を使い分け、しっかり汚れを落とします。いつもの掃除＆洗濯に加えて、季節の掃除＆洗濯もご紹介。１冊あると１年中使えます。