風の飲みもの、光のおやつ 薬草店の幸せなテーブルから/蓼科ハーバルノート・シンプルズ 萩尾エリ子 , 永易理恵 著
¥1,870
[仕様]
サイズ A5判
オールカラー・160ページ
発売日 2025年2月28日
※お客さまのご都合による返品は承れません。あらかじめご了承ください。
ようこそ、木陰のお茶会へ。
蓼科ハーバルノート・シンプルズの萩尾エリ子さんが即興で生み出してきた「飲みもの」のアイデアと言葉をベースに、店長であり、長年調理やスイーツの担当を務める永易理恵さんによる「おやつ」のレシピを、蓼科の四季の移ろいとともに紹介。植物と寄り添いながら暮らす日々の喜び、四季の営みをつむぐ、エッセイ+レシピ本。
61のレシピ、4つの対話。
目次
第一章 香り生まれる春
◇朝露ゼリー
春の小さな花々を閉じ込めた丸く輝くゼリー。シンプルな甘みと優しいネロリの香りが済んだ味わいです。
◇大天使の飲みもの
アンジェリカの砂糖煮を使った、ノンアルコールの飲みもの。アンジェリカは、修道院オリジナルの薬酒に欠かせないハーブです。
第二章 大気はずむ夏
◇太陽の光降るアイスティー
ベルガモットの花の赤いアイスティーに、レモン水の氷を浮かべて。だんだんとオレンジに変わる様子も楽しみです。
◇思い出の薄桃のジュレ
母のつくる「淡いピンク色の桃のコンポート」をヒントに、ベルガモットティーと合わせたジュレ。生の桃はベルガモットの香りに合います。
第三章 色あふれる秋
◇秋の夜長のチーズケーキ
ねっとりした質感の洋なしには、レモンバームのデリケートな香りとなめらかなチーズがよく合います。白ワインと共に味わいたいチーズケーキ。
◇ほろ苦いスプリッツァー
ホップのお茶と白ワイン、炭酸水にぶどうを入れてつくるスプリッツァー。少し苦みのある大人味のカクテルです。
第四章 喜び満ちる冬
◇カラフルなウィークエンド
柑橘の精油を加えたウィークエンドシトロン。レモン汁を加えた砂糖衣を表面にたらして、マローブルーの青い花びらを散らしておめかしです。
◇ふーふーホットバタード・ラム
甘いホットのラム酒にバターを落として。かぜの引き始めにもおすすめの、体が温まるホットカクテルです。
著者について
萩尾エリ子(はぎお・えりこ)
ハーバリスト。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・トレーナー。日々をショップという場で過ごし、植物の豊かさを伝えることを喜びとする。著書に『八ヶ岳の食卓』(西海出版)、『ハーブの図鑑』(池田書店)ほか。
永易理恵(ながやす・りえ)
蓼科ハーバルノート・シンプルズ店長。ナード・アロマテラピー協会認定アロマ・インストラクター。戸隠村・越水ヶ原の厳しくも美しい自然の中で育つ。エコール・キュリネール国立・辻製菓専門カレッジ卒業後、蓼科ハーバルノートに。
蓼科ハーバルノート・シンプルズ
長野県茅野市豊平10284
https://www.herbalnote.co.jp/