「shiki」×『天然生活』
大切なことを綴りたい経木（きょうぎ）のノート

木を薄く削ってつくる、日本伝統の包装材「経木（きょうぎ）」。

おむすびを包んだり、調理に使ったり、食材を保存したり、古くから日本の台所で使われてきました。

そんな美しい暮らしの道具に、職人たちの手で新しい命が吹き込まれ、1冊のノートが誕生しました。

美しい木肌と、ほのかな木の香りをそのままにつくられた、とっておきのノートです。

信州のアカマツの木からつくられたノート。木肌や香りもそのままに

木の板を薄く削り、1冊のノートができあがる

森を感じさせる濃緑カラーのハードカバー

表紙をめくると、美しい森のイラストが現れる

よく見ると表紙にもさりげなく山のイラストが

表紙のイラストのカラーは、「やまとわ」さんが「この松ぼっくりの色にしたい」と、現物を「藤原印刷」さんに送り、制作したそう。

美しい森で出合う、季節の色を落とし込んだ、こだわりのオリジナルのカラーです。

御朱印帳として、日記帳として、
共に年を重ねていきたいノート

ページの1枚1枚は、木肌の模様も色も肌触りも、素材の信州のアカマツそのもの。

滑らかな書き心地で、大切な言葉や日記を綴るのにおすすめです。また、神社やお寺の参拝を記録する御朱印帳としても。

天然の木を使っているため、反りや色の変化などの経年変化も楽しめる1冊です。

実際に使っている「やまとわ」のスタッフからノートを借りて、パチリ。神社巡りの必需品、御朱印帳として使っているそう。木の質感と相まって、大切な一冊に。

文字を書いたり、色を塗ったり。ペンを選ばない、滑らかな書き心地です。

職人が1枚ずつ削ってつくった経木を使い、信州伊那谷の工房「美篶堂」さんにて、1冊ずつていねいに手製本しています。

【お取り扱いについて】

このノートは、木そのものでできているため、反ったり、割れたりすることがあります。また、月日が経つにつれ、色味が変化したり、表紙や背表紙にアカマツの油分がつくことがあります。そんな「生きているノート」をぜひ楽しんでいただけましたら幸いです。


＜撮影／林 紘輝、写真提供／やまとわ＞